カリフォルニアに大地震が来る?

最近のカリフォルニアの最近の地震については、何回か別ブログに取り上げましたが、

この数日間、南カリフォルニアではマグニチュード1.1~4.9規模という600回に及ぶ地震があり、今もなお続いてます。

ちなみに、4.9規模が起こったのは9月30日。

近いうちに、大地震が起こる前兆ではと言われている。

住人たちは、次は何が起こるのだろう?と、怯えており、州から引っ越す者もいる。

専門家たちは「巨大地震だとは限らないですし、絶対起こると言う確実なことは判りません。」と、国民の気持ちをなだめている。

地震の中心源は、インペリアル 群(=カウンティ)にあるWestmorelandという町。この地域では、1981 と 2012年にも、群発地震が起きているが、巨大地震には至らなかった。

 USGS(米地質調査所)の見解では、「マグニチュード7以上の 地震が発生する可能性がないとは言えない...」と。

もし、巨大地震が起こった場合、多くの余震が続くことも予測されている。
 
と言っても、専門家であっても確かな事は予測出来ないので、起こった場合、事前警告が出来ないかも知れないと言う。
  
そして、前々から心配されているのが、サンアンドレアス断層。カリフォルニア南部から西部にかけて約800マイル(約1,300km)と続く、右ずれの横ずれ巨大断層があり、周辺地域は地震の多発地帯。
 
もし、巨大地震が起こると、サンアンドレアス断層の太平洋プレートと北アメリカプレートが出会う地域が分断されると専門家たちは長年言ってきた。
 
しかし、近年では、約800マイル(約1,300km)の長さのサンアンドレアス断層の全てが分断されると言っている。
  
科学者たちも、もし巨大地震が起これば、南カリフォルニアの各地域では3フィート(約1m)地表が下がり、大部分のカリフォルニアが一気に海に浸る(沈む?)であろうと警告している。
 

サンアンドレアス断層に因果する大きな地震の歴史 >

1857年  フォートテフォン地震: マグニチュード7.9。 サンアンドレアス断層の中部から南部にかけ350kmに破壊。死者2人。

1906年  サンフランシスコ地震: マグニチュード7.9。 サンアンドレアス断層の北部430kmに渡り破壊。3,000人死亡。
 
1989年 ロマプリータ地震: マグニチュード6.9。サンタクルーズ周辺40㎞の破壊。死者63人。
 
1949年 ノースリッジ地震: マグニチュード6.7。サンアンドレアス断層が直接の震源ではないが、この地域の地殻変動に起因。LAの高速道路が倒壊など。死者60人。
 
2004年 パークフィールド地震: マグニチュード6.0。マグニチュード6クラスの地震がほぼ22年周期(1857年・1881年・1901年・1922年・1934年・1966年)で発生。